初心者にもできる特許検索

20160513

はじめに

特許は、特許庁の審査官による審査を通過することで取得することができる権利です。審査において、審査官は特許出願された発明に類似した発明が記載されている特許文献を探し出します。その特許文献を考慮した上で、特許すべきか否かを判断するわけです。

そのため、特許出願をする前に出願する発明に類似する発明があるか否かを調べておく必要があります。出願する発明と同一の発明がすでに出願されていれば、特許出願が無駄になってしまうからです。

そこで、今回は特許出願にあたり、特許文献を検索する方法を紹介します。

公報の検索

特許出願をすると、所定の期間を経過した後に、出願した内容が特許庁によって文書として公開されます。この公開された文書のことを公開特許公報といいます(一般に、“公開公報”と言われています)。

この公開公報は、Web上で検索することができます。もちろん無料です。

特許情報プラットフォーム

この特許情報プラットフォームでは、特許、実用新案、意匠、商標をはじめ、外国の特許などの文献、その他いろいろな情報について検索することができますが、今回は、特許の公開公報に焦点を当てて説明します。

検索方法

1.特許情報プラットフォームにアクセスします。
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2.トップページに検索キーワードを入力して検索することもできます。
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3.より詳細に検索する場合には、プルダウンメニューから検索方法を選択します。

  • 特許の出願番号、公開番号、特許番号が分かっている場合には「1.特許・実用新案番号照会」
  • キーワード検索をする場合には「2.特許・実用新案テキスト検索」を選択します。
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キーワード検索

1.キーワード検索の画面です。
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2.検索対象を「検索項目」のプルダウンメニューから選択します。

  • キーワード検索の場合には「公報全文(書誌を除く)」でいいでしょう。
  • その他、出願人、権利者、発明者などを絞って検索することもできます。

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3.次に検索キーワードの入力です。

  • 複数のキーワードを入力する場合には、スペースを空けて入力します。
  • 複数のキーワードを入力した場合には「検索方式」で「OR」または「AND」を選択してください。
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4.「論理式で検索」をクリックして検索を実行します。
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5.検索結果は「一覧表示」から見ることができます。
なお、この例では、検索項目を「要約+請求の範囲」、キーワードを「メガネ 鼻当て 形状」、検索方式「AND」で検索しています。
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検索した結果は、特許出願前調査として弁理士さんに相談したり、あるいは自社の技術が他社の特許を侵害していないかの判断に活用してください。

以上、初心者にもできる特許検索に関する説明でした。

ご不明な点は、弊所までお気軽にご連絡ください。

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