弁理士に依頼するときの注意点

20160325

はじめに

特許出願などの手続きは出願人自身で行うことも可能ですが、専門的で複雑な書類を多く作成することになる必要があるため多くの場合は弁理士に依頼することなるのではないでしょうか。

そこで、今回は特許出願を弁理士に依頼するときの注意点について書いてみたいと思います。

弁理士に依頼内容を伝える

特許出願を依頼するにあたり、弁理士さんにどのような情報を伝えるべきでしょうか。

依頼内容を明確にする

特許出願をしたいのか、発明内容の相談をしたいのか、その他に相談したことがあるのか、などです。

例えば電気屋さんでは、テレビを買いたいのか、冷蔵庫を買いたいのか、明確にしますよね。したがって、まず第一に、依頼人の意図を明確に伝えましょう。

最初の意思疎通が不足すると、弁理士は特許出願すると思っていたものが、依頼人は相談したいだけだったなど、後々問題が生じてしまう可能性もあるのです。

具体的な発明の内容

次に伝えるべきことが、出願したい内容、つまり具体的な発明です。

特許に不慣れな方であれば、何が発明なのか考えてもよく分からないことがあるかと思います。

しかし、心配は無用です。依頼人が考え出したことをすべて伝えればOKです。説明するにあたり、図面や作ったモノがあればよりいいでしょう。

いきなり考え出したモノの説明しても構いませんが、その前に、なぜそのようなモノを考えだしたのかを伝えましょう。

そのモノが生み出されたストーリーが理解を深めるため、また特許取得にあたって重要になることがあります。

弁理士さんは、与えられた情報に基づいてどのように出願すべきかを考えます。

場合によっては、弁理士さんは特許が取得できるかどうかを考慮して他の手段(例えば、実用新案登録出願など)を勧める場合もあるでしょう。

すべての情報を伝える

弁理士さんには、できる限り依頼人が持っているすべての情報を伝えましょう。

技術者の中には、ノウハウなどを秘密にしておきたいと考えて、すべての情報を弁理士に伝えない人もいます。

そのような考え方は非常によく理解できます。しかし、弁理士は守秘義務を負っています。つまり、弁理士は「職務上知った秘密を守る」義務があるのです。そのため、弁理士が入手した秘密をばらすようなことはありません。

そのため、秘密にしておきたいようなノウハウや情報なども安心して伝えてください。その上で、秘密にしておきたい情報である旨を伝えましょう。

信頼関係を築くことが大事

弁理士さんに依頼するにあたっては、弁理士さんとたくさんお話をして、よい信頼関係を築くことが最も大事です。お医者さんがたくさんお話を聞いてくれると、安心して任せることができますよね。

信頼できないと感じた場合には、時には手続きを中止する勇気も必要です。いい特許を取れなくなってしまっては、本末転倒です。他の弁理士さんに相談してみてもいいでしょう。

最後に

弁理士さんに依頼するにあたっては、お金の話も忘れないようにしましょう。料金がいくら必要になるのか、請求書が来てから揉めるのは避けたいですからね。

ご不明な点がありましたら、お気軽にご連絡ください。

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