特許取得に必要な費用

20160210

特許を取得するためにはお金が必要

特許を取得するためには特許庁に対して手続をする必要があります。特許庁は特許に関する行政サービスを提供しているわけですから、特許を取得するためには特許庁に対して各種料金を支払う必要があります。

例えば、住民票を取る場合には、役所に対して手数料を払うことと同じことです。

特許庁に払う料金

特許出願から特許が認められるまでの間の手続きに関して払う料金と、特許が認められた後に払う料金がありますが、特に区別して考える必要はありません。

特許出願料

特許庁に特許出願を提出すると同時に払う料金です。

1出願につき、15,000円の出願料が必要です。

審査請求手数料

特許庁に特許出願の審査をお願いするときに払う手数料です。

もちろん、特許出願の審査をお願いしない場合には、この手数料は必要ありません。なお、その場合には、特許の取得を断念することになります。

審査請求手数料は、特許出願に含まれている請求項の数によって変動します。

具体的には、1出願につき、118,000円+(請求項の数×4,000円)の審査請求手数料が必要です。

特許料

特許庁に特許が認められた後に払う料金です。特許権を維持するための費用と考えてください。

特許権を取得してからの経過年数に応じて、料金が増加します。

具体的には、
特許取得から1年目~3年目までは、毎年2,300円+(請求項の数×200円)です。
特許取得から4年目~6年目までは、毎年7,100円+(請求項の数×500円)です。
特許取得から7年目~9年目までは、毎年21,400円+(請求項の数×1,700円)です。
特許取得から10年目~25年目までは、毎年61,600円+(請求項の数×4,800円)です。

出願してから長い年月が経過した技術(発明)を保護するためには、多くの料金が必要になります。

その他の費用

その他に、特許庁に対して手続をする場合には、手続に応じた費用が必要になる場合があります。詳しくはお近くの弁理士さんにお尋ねください。

費用シミュレーション

例えば、特許出願から特許権を取得して3年間維持する場合について検討してみます。

◆請求項の数が5の特許出願の場合

出願料 15,000円
審査請求手数料 118,000+(5×4,000)=138,000円
特許料 {2,300+(5×200)}×3年=9,900円

合計 162,900円

◆請求項の数が10の場合

出願料 15,000円
審査請求手数料 118,000+10×4,000=158,000円
特許料 {2,300+(10×200)}×3年=12,900円

合計 185,900円

つまり、請求項の数によって料金は変動しますが、合計20万弱は必要になります。

その他

弁理士さんに手続きをお願いする場合には、別途弁理士費用が必要になります。もちろん、出願人が全ての手続きを行う場合には、弁理士費用は不要です。

なお、上記は2016年2月現在の料金です。法律が改訂されて、2016年4月から変更になる料金があります(多少料金が安くなります)。

また、中小企業や個人の方は、上記の料金が免除または軽減されることがあります。

ご不明な点がありましたら、お気軽にご相談ください。

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